キャッシュフロー表について

キャッシュフロー表とは

キャッシュフロー表とは、よくファイナンシャルプランナーが資金計画の相談の際に作成するもので、家計の収支のデータや貯蓄残高や資産を基に、家計の将来の予測年表的なもので、家計の年次別一覧表と言えるものです。

このキャッシュフロー表の作成で、将来起こり得るリスクやお金の流れを発見することができます。 また、このキャッ不フロー表を作成することは、保険の見直しにも威力を発揮します。

キャッシュフロー表に、いわゆる住宅ローン返済額以外の住居費を書き込み、ある住宅ローン金利を想定して毎月の返済額を算出して家賃と比較します。

購入後にもある程度の貯蓄が可能かどうかや教育費の増大に家計が耐えられうか否かを年ごとにシミュレーションします。

もちろん、このキャッシュフロー表には、親からの贈与がある場合や一時的な出費に備える資金も必ず加味して作成します。

何年間かをこの表でシミュレーションすると、思っていたより住宅ローン返済中の貯蓄が増えないことや仮に何年間かの固定金利型の住宅ローンを利用した場合では、その期間後の変動金利に移行した場合の支払い額が、予測に反して増加することもあります。

よく金利キャンペーンと言って最初の何年間かはとても低い金利に設定されている住宅ローンもみられますが、その期間が終了すれば、変動金利に移行する住宅 ローンもあるので、当初割高と考えられていた固定金利型の住宅ローンの方が、支払い額において結果的に得だったいう可能性もあります。

また、収入面の計算では、今後の上昇率の算定を最大年1%までの上昇とする方がより現実的と言えます。

このように厳格に資金計画を立てれると一見住宅購入にためらいをもつかもしれませんが、この計画を立てることで、住宅購入に対してより現実的で、納得のいく対応ができることになるのです。

 

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お客様の現状、将来のご希望よりキャッシュフローを作成いたします

例:30代、お2人の子様(男子、女子)のご家庭
現在、ご主人さまが2000万円の死亡保障の掛捨てで10年ごとに保険料が上がる
タイプ(定期保険)と住宅ローンと共に団体生命保険にご加入しています。
奥さまが1000万円の死亡保障の掛捨てで10年ごとに保険料が上がるタイプ(定期保険)と医療保険の掛捨てで10年ごとに保険料があがるタイプ(定期保険)に加入しています。
こども保険には加入してません。
住宅ローンは3100万円の借入で固定金利2.2%(35年返済)で計算しています。

ご家族のご希望、ご予定
@1年に1回は家族旅行に行きたい。A車を6年ごとに買換えたい。
Bお子様2人は長男は公立、長女は私立高校、大学はお2人共私立に行かせる予定。
C家のメンテナンス費用も含めて計算して欲しい。
D保険のアドバイスもして欲しい。(後で見直します)
以上の点から作成した物です。

@現状(将来のご希望、ご予定も考慮し作成したもの)

キャッシュフロー現状

 

1〜10年目までは金融資産(貯蓄)も順調に増えていて、問題はなさそうです。
では次の11〜20年目までを見て見ましょう。

今後のキャッシュフロー

 

14年目から(青枠の部分)ご長男の私立高校の進学、ご長男の大学卒業まで、かなり家計が圧迫されるのが予想されます。
貯蓄(赤枠部分)も15年目からマイナスになり、このままだと家計も破綻してしまいます。

では、どうすれば改善できるでしょうか?
最初に、何か無駄な部分がないか、探していきます。私がお話しを聞いて気づいたのが、現在ご加入しているのご主人様、奥様の保険です。 ご夫婦共、お知合いの保険屋さんから、すすめられ、何となく続けているそうです。(ピンク枠部分)
ご主人は10年ごとに保険料の上がるもので、また死亡保障も現段階では少ないので、これを収入保障の保険(55歳満期)に変更し、医療保険の終身タイプも追加します。

次に奥様も定期の死亡保険(1000万円)に加入していますので、これを終身の医療保険に変更してみます。

キャッシュフロー改善

 

11年目〜

キャッシュフロー11年目

現状のキャッシュフローと保険の見直し後の20年目(赤丸部分)を見て頂くと、現状が−1101万円で保険見直し後がー1054万円で約47万円プラスになりました。

改善2回目

まだ15年目からの資産がマイナスになっていますので、
奥様にもご協力していただき、パートで年間100万円の収入を(奥様37歳〜50歳)
計上します。

B修正ー2回目

 

キャッシュフロー修正2解明

 

キャッシュフロー2回目

これで20年目(赤丸部分)が350万円のプラスになり、ひとまず安心です。

この他にも以下の方法があります。

●現在、住宅ローンの金利が低いので、変動金利
(約0.9%)で様子をみつつ、 固定2.2%で
ローンを組んだ場合との差額を貯蓄し、積極的に繰り上げ
返済を行う。
●手持ち資金を支出の3か月分として、残りはこども保険などで運用する。
●生活費をちょっとだけ、節約するように心がける。

などなどです。

このようにどの時期にどの位の額が必要になり、どうすればいいのかが分かればそんなに難しいお話ではありません。
住宅ローンを組む時は「今払えそうだから、ではなく、最後まで 無理なく払えるか? をしっかりお考えになられる事をお勧め致します。

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